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写真と心の整え方

写真散歩のやり方|カメラを持って「今ここ」に意識を向けて歩く5つのステップ

カメラやスマートフォンを片手に、目の前の景色に意識を向けながら歩く「写真散歩」のやり方を紹介。準備、歩き方、立ち止まって観察するコツ、撮る枚数を絞る工夫、歩いたあとの振り返りまで、5つのステップで解説します。

仕事や家事で頭がいっぱいのとき、気づけばスマートフォンの画面ばかり見て、周りの景色をほとんど覚えていない、ということはないでしょうか。

写真散歩は、カメラやスマートフォンを持って、目の前の景色に意識を向けながらゆっくり歩く時間です。「何を撮ろうか」と周りを見ることで、自然と頭の中の考えごとから離れ、今いる場所の光や色、音に気づけるようになります。

この記事では、写真散歩を気軽に始めるための5つのステップを紹介します。上手な写真を撮ることより、歩く時間そのものを味わうことを目的にしてみてください。

写真散歩と、ふつうの撮影の違い

ふつうの撮影 写真散歩
目的 良い写真を撮ること 歩きながら周りを丁寧に見ること
行き先 撮影スポットを目指す 近所や、決めない道
ペース 目的地まで移動する ゆっくり歩き、よく立ち止まる
撮る枚数 多めに撮って選ぶ 少なめに、1枚ずつ丁寧に

写真散歩では、撮った写真の出来はあまり気にしません。写真は、その時間に自分が何に目を留めたかを残す「メモ」のようなものです。

ステップ1:時間と範囲を決める

最初は、30分ほど、家の近所を歩くことから始めましょう。遠くの撮影スポットに出かける必要はありません。見慣れた場所ほど、新しい発見があったときの驚きが大きくなります。

出かける前に、スマートフォンの通知をオフにするか、機内モードにしておくのがおすすめです(地図アプリが必要な場合を除く)。メッセージの通知が来るたびに、意識が目の前の景色から離れてしまうからです。

ステップ2:いつもよりゆっくり歩く

歩き始めたら、ふだんの半分くらいの速さを意識してみましょう。ゆっくり歩くと、それだけで目に入るものが増えます。

歩きながら、次のようなことに意識を向けてみてください。

  • 足の裏が地面につく感覚
  • 風の向きや、空気の温度
  • 聞こえてくる音(鳥の声、遠くの車の音、木の葉が揺れる音)
  • 光の色や、影の形

ステップ3:気になったら立ち止まって観察する

何か気になるものが目に入ったら、すぐにカメラを向けるのではなく、まず立ち止まって数呼吸のあいだ、よく見てみましょう。

  • それはどんな色や形をしているか
  • 光はどこから当たっているか
  • 近づいたら、離れたら、しゃがんだら、どう見えるか

よく見てから撮ると、自分が何に惹かれたのかがはっきりして、写真にもその気持ちが表れやすくなります。

ステップ4:撮る枚数を絞る

写真散歩では、あえて撮る枚数を絞るのも一つの方法です。たとえば、「今日の散歩では10枚まで」と決めてみましょう。

枚数が限られていると、1枚ごとに「本当にこれを撮りたいか」を考えるようになり、シャッターを切る瞬間に集中できます。連写や、同じものを何十枚も撮ることもなくなります。

撮るときは、構図や光を意識すると、写真の見え方が変わります。基本は写真の構図の基本や写真の光と時間帯で紹介しています。

ステップ5:歩いたあとに1枚だけ選ぶ

家に帰ったら、撮った写真の中から一番心に残った1枚を選び、なぜそれに目が留まったのかを思い出してみましょう。選んだ写真を写真日記として残す方法などは撮った写真の整理と振り返りで紹介しています。

写真散歩を続けるための工夫

工夫 内容
曜日や時間を決める 「日曜の朝」「平日の昼休み」など、決まった時間に歩く
ルートを変える いつもと一本違う道を歩くだけで、新しい発見がある
季節ごとに同じ場所を撮る 同じ木や景色の変化を記録する

気をつけたいこと

  • 歩きスマホにならないよう、撮るときは立ち止まり、周りの安全を確認しましょう。
  • 人や私有地を撮るときは、マナーを守りましょう。詳しくは街中で撮影するときのマナーと肖像権をご覧ください。
  • 写真散歩は、気分転換や楽しみとして行うものです。心身の不調が続く場合は、無理をせず、医療機関や専門家に相談してください。

まとめ

  1. 30分ほど、近所を歩く時間を決め、通知をオフにする
  2. いつもよりゆっくり歩き、音や光に意識を向ける
  3. 気になったら立ち止まり、よく見てから撮る
  4. 撮る枚数を絞り、1枚ずつ丁寧に撮る
  5. 帰ったら心に残った1枚を選ぶ

カメラを持って歩くだけで、見慣れた街が少し違って見えてきます。今週末、30分だけ、写真散歩に出かけてみませんか。

まはろMindful Shutter 運営者・編集責任者

事業戦略とマーケティングの仕事に約11年携わりながら、忙しい日々の気分転換として街歩きと写真を続けてきました。仕事の合間にも続けられる、気負わない写真の楽しみ方を発信しています。

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